ガミガミ母さん辞めました!
こんにちは!いづみです♪
夏休みも後半、ママは1日3食のごはん、子どもの宿題を見たり、プールやレジャーに
連れて行ったり、お盆で帰省をしたり、忙しい日々でしょうか。
YouTubeやゲームばかりする子に「キー―――」となっているママもいるかと思います(私毎年このタイプでした)
実は私、今年はガミガミ母さんを卒業しました。
そして、ガミガミ怒らなくても子どもが自分から行動するようになったのです!
日本の子どもの状況
息子の話の前に現状を少しお話させて下さいね。
以前も書きましたが、日本の子どもの幸福度ランキングは世界ワースト2位。豊かな国なのに幸福度がとっても低いのです。そして子どもの自殺率はとても高いという現状。そして不登校もとても多い現状。中学生は6人に1人が不登校なのです。
これは原因は色々あるのですが、子どもの幸福度ランキング1位のオランダと比較すると教育がかなり違います。
また国の方針も違うのです。
教育はオランダは個性を伸ばす教育が徹底して行われている。
小学校から自分に合った学校を選択できる。座って黒板に向かう授業だけでなく自由なスタイルの授業カリキュラム。
子どもの個性を伸ばすことで、本人に合った職業や適性が選べる(強みや性格からの特性テストもたくさん授業でするそうです)ことで、結果離職率が減り税金もきちんと支払われる、そして国は安定する。という仕組みなのです。
きちんと税金が支払われるから、日本でいう高校までは義務教育となり、個人の学費の負担も減る。
日本は変わらず、正解と不正解があり、平均点やみんなと同じように出来る子を増やそうとする。そのため、できる子は楽しくないし、できない子は劣等感を持ってしまう。
得意や長所が伸ばされない。例えば計算が苦手なら、そこを克服させようとする。オランダはね、計算が苦手でも歌が好きならどんどんそこを伸ばすような教育なのです。
得意を伸ばす、長所を伸ばせば、短所は気にならなくなる。そんな考えです。
日本はお金の教育もしない。大人たちもサラリーマンは自分が支払っている税金の額を明確に知らない人も多いですよね。あれは、計算式を分かりずらくして、よく分からないようになっているのです。
アメリカなど諸外国は確定申告をするので、支払う税金が明確に分かるシステム。ここ大きな違いです!!
私は国や教育を変えることは難しいので、一番子どもに近いママ、そして人に携わる女性にこのような現状を知って欲しいと思っています。
理由は以前の私が無知すぎたからです。
知らないって怖いし、たくさん損しちゃいます。特に長男は何もかも初めてだったため本や人に聞いた通り、そして自分の古い昭和の概念で子育てをしていました。
我が家の間違った子育て
私は母親は子どもが小さいうちは家にいるのが良いと思っていました。(私の母が働いていて少々寂しい思いをしていた)だからママは家で子どもにおかえりと言ってあげたかった。
そして自分が貧乏でやりたいことをさせてもらえなかったから、子どもにはできるだけ色んなことをさせてあげたいと思っていました。(全て自分がやりたかった、やってほしかったと自分目線の子育て)
お習字、英語、スイミング、はなまる学習塾、サッカー、体幹トレーニング!子どもたちは幼稚園から、習い事で大忙しの毎日でした。
忙しいけれど、私は子どもの将来のためにと頑張って送り迎えをし、とても満足をしていました。英語の予習復習も一緒にやったり、毎日一生けん命でした。
しかし、子どもにはいい迷惑。
友だちと遊びたくても、遊ぶ時間がありません。
「ママ英語やめたい!ママスイミングやめたい!」という息子たちをなんとか説得しながら、続けさせてきました。
もちろん、やらせて良かったなと思う習い事もたくさんあるのですが、今思えばもっと遊ばせてあげたら良かったです。
特に英語は幼少期は耳が良いのでネイティブの発音を聴く、発音する、小さいころから違う国の先生と接することで壁がなくなるなど、良いこともたくさんありました。
でも少し大きくなってからは、「なんで英検取らなあかんの?」「宿題めんどう!」「英語とか別に話せなくていいし」と学ぶ意味が分からずただ面倒、大変、だから辞めたいとなっていました。
この時期に無理やり行かせたことは本当に意味がなかったと反省しています。
考えを変えた
コロナ禍で私は、起業塾に入ったり、コミュニケーション(対人、セルフ)を学び、自分自身の子育てにも違和感を感じるようになりました。
そして思い切って、「ママは間違っていた!ごめん!」と子どもたちとがっつり向きあうことにしました。そしてやりたくない習い事や塾はやめさせ、やりたいことだけ続けることに。(主人とも相談してからね)
これは本当にお互いのストレスがなくなりました。
特に上の子の塾や、英語教室は、高い月謝を払っているのに、やる気なし。やらないより行って勉強する方がよい?とも思いましたがそんなことはありません。
いやいや通っても、先生の話もなんとなくしか聞かず、全く身になっていませんでした。
やらせることを辞めて質問をすることに
長男、中3受験生!将来の夢特になし。
先日「勉強が捗らないからスマホ預かって」と言われました。塾がない日は一人でスタバで勉強。(家にいるとついゴロゴロしちゃうようです)
ようやくスイッチが入ったようです。
これまでは言われたことは、いやいやするが自発的に何かをすることはほぼありませんでした。部活以外は、ゲーム大好き、スマホをずっと触っている。。。そんな子がスマホを預けて勉強を始めたのです。
もちろん、受験生という立場もあります。
高校という目標が近づいてきたこともあります。
でも一番大きいことは、母親の私が質問をして自分で決めることを促すようにしたこと。
例えば、塾を辞めたいと言ったとき、理由を聴く。
脳は質問されると考えるという習性があります。これは脳科学的にも証明されています。理由を聞くと、何らかの答えを自分で見つけてきます。
彼の答えは先生が怖い!でした(笑)
次は成績がひどく下がったので、個別に行きたいと言ってきました。
私「何で成績あげたいの?」
息子「将来お金に困らない生活をしたいから、大学を考えて〇〇高校には行きたい」
私「何で個別がいいの?」
息子「質問できるから」「自分が分からないところを習いたいから」
とこんな感じです。
それまでは、やりたいことがないなら選択の幅が広がるように、よい高校に行った方がいいんじゃない?と主人や私が提案していたのですが、それは一つの意見として伝えるだけで、自分で決めたらいいよ!と最終決断をすべて彼に任せるようにしました。
時にそれは違うけどーーー!と思うこともありましたが、そこはぐっと目をつぶって失敗させてみました。
それを繰り返すことで、少しずつ自分で決めるように。
今は〇〇になりたい!
こんなことやってみたい!
など自分から情報を探しにいったり、オシャレを楽しんだり
自分の好きなことも見えてきたようです。
親の質問力めちゃくちゃ大切です!
私は自分自身にもよく質問をしています。
どっちがわくわくする?
それ何のためにやるの?
など。
親が夢や目標を持って行動していることも刺激になっているようです!これはとても嬉しいです。
皆さんも是非試してみてくださいね!
自信をつける女子校 校長
https://jishin-joshikou.com/confidence/
JCO日本コミュニケーション機構認定シニア講師
ハンドメイドアクセサリー教室 hoshino_shizuku主催