休むことに引け目を感じないで
頑張れない時
やる気が出ない時
お休みしたい時
ありませんか?
特に・・・
- お仕事を頑張ってきた方
- 真面目な方
- ちゃんとしないとって思っている方
要注意です
私たち日本人は根が真面目な人が多いので、お休みとること、さぼることに引け目を感じちゃう方が多いと思います。
でもね、
さぼることは必要
オフを取ることは何より重要だと思うのです。
だから堂々と休んでほしいなって思います。
長い人生、頑張り続けるなんて無理があります。
疲れたら、エネルギーチャージが必要です。
その時にね、
- なんで私って頑張れないんだろう!
- 私ってダメな人間だ
- 結果が出せない私は価値がない
- 同じ空間にいるだけで、頑張っている人の足をひっぱるのではないか
こんな風に感じていませんか?
これは不要な感情だと私は思うようになりました。頑張れないときも堂々と胸を張って過ごしてほしいのです。だってそんな時期もあって当たり前だから。
そういう時期は、とても重要な気付きの合図なのかもしれません。
一度とことん遊んでみるのもおすすめです。発見がたくさんあると思います。
息子の不登校
実は私自身は、これまであまり長期休暇やオフを取らないタイプでした。アクセサリー作家として起業した時は、子育てをしながらのんびりとお仕事をしてきましたが、コロナ前に『よし!やるぞ!』と決断してからは、走り続けています。
私はおそらくエネルギー量が普通の人より少し多いようで(これは個性心理学で判明!)、疲れても睡眠と栄養さえ取れば復活するみたい。そして頑張っている自分が好きなタイプで常に新しいことに目が向いてしまうのです。
そんな私に比べ、小6の次男はエネルギー量が少し低いタイプ。動物占いはコアラ。コアラは1日20時間寝るそうです。(笑)
次男は、自分軸がしっかりしていてブレない子。まぁかなりの頑固者です。将来の夢は小4から寿司職人になると言っています。子供ってねやりたいことがコロコロ変わって普通ですが、ずーっと変わらず寿司職人を目指しています。
そんな次男は、6年生のGW明けから学校に行けなくなってしまいました。昨年後半から学校が嫌!楽しくない!と言うことが多かったのですが、時々休む日はあっても頑張って通っていました。繊細な面があり、大きな音、うるさい子、先生が子供たちを叱る声にきつくなることも多いようでした。
繊細な部分は良いところも多々あり、気が利くし、人に対しても優しい子なんです。
例えば、おばあちゃんがキョロキョロしていたら、何か探しているのかなと聞いてあげる。靴を履こうとしたら、手すりをつかませてあげたり、杖を渡したり。
そんな子が、4月中頃から『学校に行くなら死んだ方がまし!』と行かない宣言!GW明けからは全くいけなくなりました。
私はね、最初はなんとか行かせようとしていましたが、次男は
\\無理やり行かせようとしないで╱╱
\\ママ僕の気持ち分かって╱╱
と、強いメッセージを送ってきます。
これは行かせようとするのは逆効果だと察した私は
『行きたくなるまで休んだらいいよ』と言いました。
このことばをかけることは、想像以上に勇気が要りました!!
私には学校を休むという選択肢もなかったですし、勉強も運動も出席日数も頑張ることが良いことと教えられてきました。
子どもは春休みや夏休みの長期休暇もあるのに、こんな長くお休みをしてダメ人間になったらどうしよう?就職出来る会社がなかったらどうしよう?就職してもすぐに嫌なことを投げだしたらどうしよう?色々なことが頭をめぐります。
でも、勇気を持って、覚悟を決めて
息子を信じて子どもに選択を委ねました。
そんな風に考えられた理由
私は昨年【個性教育学】を学びました。
その学びは、子供や人の個性や強みを大切にして、それを伸ばして個々に輝く未来を手に入れよう!という、海外の教育に学ぶ教えでした。
私の著書『自信をつける教科書』にも書いていますが、日本は子どもの幸福度ランキングがワースト2位。子どもの自殺率もとても高いです。
それに比べ北欧特にオランダは幸福度ランキング1位。教育が全然違うのです。
みんな一緒じゃなく、それぞれの個性や長所をさらに伸ばす授業が中心。
個性を伸ばすことが人を輝かせ、自分に合う仕事を選択し、楽しく暮らしていくことに繋がるのです。
授業スタイルも、椅子に座り黒板を見るだけではなく、もっとフリースタイルな学校が多いです。
日本の教育はまだまだ時代に追いついていなくて、古い体質が残っているように思います。
- 長所より短所を直そうとする
- 出来る子も出来ない子も同じクラス
- 平均点にこだわる
- みんな同じことをさせる
- 答えがある問いが多い
心が育ってきた次男は、色んな違和感を感じているのでしょう。
そして現在求められる人材は、
- 主体性がある
- コミュニケーション能力がある
- チームをまとめられる
- 自分の意見を持ち、それを伝えることが出来る
- レジリエンス力が高い
以前のように、『言われたことをきっちり出来る』だけでは、必要な人材とはならない時代です。もっと人間力が必要になってきます。
そのためには、教育もアップデートが必要ではないかと考える今日この頃。
教育が追い付いていない今、我が子を救える親でありたいと考えています。
大人の私たちも、休みたい時は堂々と休む。
またやろうと思ったら、自分のスイッチを自分で入れることが必要なのです。
自分のスイッチをオンにするには、自分を知ることが必要です。
- 何をしている時が楽しいのか
- 何が好きなのか
- 誰といたらテンションが上がるか
- 誰といたら落ち着いて癒されるのか
- 自分の性格
- 自分の長所
- 自分の魅力・強み
私が運営をする『自信をつける女子校』は、自分を知ることから始まり、人間力を高める学校を目指しています。自信をつけて幸せと豊かさを手に入れる女性を増やすをテーマとしています。そんな私に次男からのメッセージでたくさんの気付きがありました。
私はまだまだ固定概念が強かったのです。
頭では『学校に行かない選択もある』と思っていたものの、いざ我が子となると完全にうろたえている私がいました。
これは、私自身も心の声に蓋をしたり、自分の気持ちに嘘をついたりごまかしたりしていたのです。自分が良いと思うことも反対する人が多いと考えを変えてみたり、他人の目を気にしてやらなかったりです。
そしてもっと、子どもの個性や長所を伸ばしていきたい!
学校や学歴にこだわらず、
\\この子にとって大切なことは何か╱╱
を一緒に見つけられる親でいたいと思いました。
子どもだけでなく、受講生さんや、子どもの個性を伸ばしたいと思うママに対してもです。
(仲間と阿蘇にて乗馬体験・自然と動物・料理が好きな次男と共に)
もちろん責任は伴いますが、(子どもなら勉強が遅れる・大人なら収入が下がる)お休みしたいときは、堂々と休んでみて下さいね。人生何度でもリカバリーが出来ますし、遅れたらとり返せばいいだけです。
もっともっと気楽に人生をゲーム感覚で楽しんでいこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。まだまだ未熟な私ですが、在り方や子育てのヒントになれば嬉しいです。
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恒吉いづみ
自信をつける女子校 校長
2023年9月/2期生スタート(募集は7月より開始)
JCO(日本コミュニケーション機構)シニア講師